こんにちは(人´∀`*)
しばらくブログを休んでいましたが、出産をしてきました!
6月28日の満月には何の音沙汰もなく、7月1日のおやつ時に生まれてくれました。
それはそれは壮絶で、痛くて、気を失いそうで、絶望的で…でもそれを超越する感動がありました。
わが子可愛い!可愛いは正義ヽ(´∀`。)ノ
可愛いと思う反面まだ2人目は無理…痛みは忘れかけているけど恐怖がまだあります。
正直関西情報番組の『めばえ』になんて応募出来る状態ではありませんでした…
あれ応募してる人ってだいたい経産婦さんばっかりなの分かる気がする。
初産であんな爽やかに笑ったりできない(^_^;)
これで安産!?16時間の死闘からの会陰切開と吸引分娩
6月30日土曜日(39w6d)の22:40主人と一緒にリビングでテレビを見ていました。
テレビ観賞中に股で何かが破れたような感覚、ソファが汚れてしまう!と思い飛びのいて
お風呂場へ直行し、お風呂場でうすくなった血液のようなものがどんどん流れ出るのを確認。
絶対に破水と思う!と破水もしたこと無いのに何故か確信を持っている妊婦。
急いで汚れた洋服を脱ぎ、一番大きな生理用のナプキンを下着にあて、
22:48産院へ電話をし、43秒で破水の状況を説明したところ
『入院になると思いますので、入院の仕度をして来てください』と言われました。
実家へ連絡している間に主人は車にビニールシートとタオルを敷き、
入院セットとお産セットのバックを積み込みいざ出発!
23:15産院到着NST開始このころはまだ笑顔で主人と写真を撮ったりしていました。
陣痛の痛さを知らないってこんなに笑ってられるんですね、しばらく経って写真を見返してびっくりしました。
君はあの恐怖をまだ知らない…ふふっとでも言ってやりたい。
ここからは痛みに耐えているので簡単に書いていきたいと思います。
23:15NSTが終了し、入院となる。
今夜は産まれないのでご主人と共にしっかりと休んでくださいと言われ、個室で休むことに。
ここで産まれないから来なくていいと言ったのに実母登場!!
お茶とおにぎりを持って車かっとばしてやってきましたヽ(´∀`。)ノ
シャケのおにぎりを食べて出産に備えます!!
7/1 0:44抗生物質内服
破水をしているので抗生物質内服となる。朝になれば点滴で抗生物質を投与しますとのこと。
2:20陣痛6分間隔
この頃はまだ痛みでいきんでしまうということは分からず、ひたすらソフロロジーの呼吸法で痛みを逃していました。
ちなみに眠ってくださいと言われ横になっていたんですが、痛すぎて眠ったりなんて出来ませんでした。
横になるよりも胡坐をかいていたほうが楽だったので何度も横になったり
胡坐をかいたり姿勢を変えて痛みから気を紛らわしていました。
ここでテニスボール登場!私に2秒でコレちゃうわと捨てられる!
どこにあてて良いのか分からず痛さしか感じなかったので私には不必要なものとなりました。
3:12子宮口4cm
はじめての内診グリグリ…今まで早めに産まれそうと言われ続けていたので検診で一度もグリグリされたことがありませんでした。
内診グリグリ激痛死亡フラグ…
6:00LDRへ移動
移動中にも陣痛が来てLDRへの20mがものすごく遠く感じました。
朝ごはん食べられそう?と聞かれましたがまったく食べたいという気持ちがわかず、
朝昼おやつを全てとめて、点滴に変えてもらいました。
7:30実母来院
昨晩帰ってもらった実母主人の朝ごはんを持って来院!
義母も早朝から行くと言ってくれたらしいんですが、
主人が産まれてからにして欲しいと言ってくれたので焦ることなく出産にのぞめました。
8:09子宮口6cm
赤ちゃんは元気ですが私は早々とヘロヘロ・・・
9:01子宮口7~8cm
まだ頭が上のほうでもうしばらくかかりそうとのこと。
かれこれ9時間以上陣痛に耐えているので気が遠くなりそうですが、
この頃はまだまだ頑張れそうと思いながら過ごしていました。
ただ、陣痛が来るたび吐き気に襲われ何度かに1回ほとんど飲まず食わずなのに
吐きそう…と言いゲロゲロと吐いていました。
5秒吸って、7秒吐くということをずっと考えながら息をしていたので痛みで叫ぶタイミングが分からず叫べず…
そして目を瞑っていたんですが、陣痛がきたら目を見開いて!と助産師さんに言われ、
目を見開き顔を真っ赤にさせながら口をタコのようにすぼめて必死で息を吐いていました。
10:13子宮口9~10cm
いよいよお産のはじまりはじまり~と言ったところ。
10時の時点で生まれるのはお昼頃と言われていました。
後2時間なら頑張れる!めっちゃ痛いし、陣痛のたびに顔から汗が吹き出て痛みに耐えてるけど2時間ならいける!と。
汗が出るたびに母が濡れたタオルで顔を拭ってくれていたんですが、
まだ『あぁ~マツエク取れる~眉ティント消えてまいそう~』と思うほど余裕はありました。
実際生まれたのは15時前なので3時間分の体力はもうほぼゼロの状態で頑張ることになります。
この事件を『助産師さんのもうちょっともうちょっと詐欺』と呼んでいます。
陣痛が来れば母が下からクッションを持ち上げてくれて、主人は信じられないような力で腰を押します。
この名コンビがいなければ私はきっと弱音を吐いていたと思います。
【事件発生】10:30主人がお手洗いへ消える
主人が一旦陣痛が終えて少ししたタイミングで俺トイレ行くねと。
『ふざけるなよ、無理!ガマンして!腰押す要員ダイジ!ムリムリ!』と言い、
陣痛終えたタイミングで行って秒で帰ってきて!と言ってたのに
主人のいないタイミングで陣痛が1回きてしまった時はこの世の終わりかと思いました。
腰押してくれる人いないなかでの陣痛の過酷さ…
11:26頭が2cm見え始める
そう言われたら本当にもう少しと思いません?
後もう一息、トゥルンって生まれてくると思いません?ここから私は何度も失神をしたかのように眠ります。
私が陣痛を終えた瞬間に眠り、主人も夜通し一緒に起きて戦ってくれていたので
終えたタイミングで気を失ったかのように寝ていました。ちなみに朝参戦の母も一緒に爆睡(笑)
13:10小康状態
子宮口は全開、頭も見えてるのに全然おりてこない。
先生も呼ばれて状態を見てくれるも全然すすむ気配なし…
赤ちゃんの心拍は下がってきているのでいきんではいけません、陣痛がきたら逃すように努力してください。と言われる。
あまりの痛さにここではじめて『いたーーーい!!』と叫ぶ。
助産師さんから手をはたかれて『叫ばない!!』と…怒られます。
これ以降一切私は声を発さず必死で過呼吸になりそうになりながらも
フゥウウウウウーーーーと息を吐き続けるのでした。
でも赤ちゃんを産む直前で酸欠にさせてはいけないと思い必死ですよね。
股なんてもうとっくに爆発してるし、痛いし、後3回いきんだら出てくるって言われてたのに
3回って1つの陣痛につき2~3回いきんでるから1回の陣痛が終えたら出てくるの?
それとも3回の陣痛を終えたら出てくるの?なんて思いながら助産師さんの詐欺にひっかかり続けてしまうのでした。
14:30吸引分娩準備開始
主人が先生から吸引分娩でいきますね、準備をしますので一度退室してください。と
部屋から出されました。
主人はその間に携帯で『吸引分娩 リスク』という文字を検索し怖くなったと言います。
私はというと『はい、もうしんどすぎますとっととひっぱり出してください、
先生に全てお任せしたいと思います』と思うくらい体力の限界を越えていました。
体力のゲージはゼロというよりもむしろマイナス。気力だけでやっている状況。
陣痛促進剤を投与し、何度も何度もいきみますがなかなか産まれてくれません。
陣痛のタイミングでキュィイイイイーーンという掃除機のような音が室内に鳴り響き、お股が破壊されようとしています。
正直吸引分娩しますと言われてからすぐに生まれると思ってました。
でも途中でどうしても頭が下がってこず(頑固な娘めっ!)
会陰切開するよ!と言われました。どうしても切開したくなくてマッサージをしたりオイルでパックをしていたのですが、
すぐに産まれてくれるのであれば股くらいサックリ切ってくださいと思い、ふたつ返事で了承しました。
そして最後の陣痛…先生にお任せと思い放心状態だったんですが、
『最後は自分で産んで~~~!!』と叫ばれ、ハッとして思いっきりいきみました。
『ぐぁああああああ~~~!!!』そして股が熱くなりました。
ドゥルン(ぬるっ)という感じで出てきましたが、そこからは全身が痙攣をして母親に押さえつけて貰っていたことを覚えています。
全身が痙攣して、泡吹きそうでした。そして主人が臍の緒を切ってくれていた間はしばし休憩。
ホヤァホヤァという泣き声とともに私の胸でカンガルーケアと初乳をしぼって口に含ませてあげました。
言葉は何も出ず、ただただ涙だけが出ました。
しばらくして『すごい・・・かわいい・・・』とお猿さんみたいなわが子をみて発しました。
正直後から写真を見返すと顔はすごく浮腫んでて目もパンパンで
親戚でなければ可愛いとは思えなかったかもしれませんが、めちゃくちゃ可愛かったです。
私の胸でカンガルーケアをしている時はとっても愛おしいなと思いました。
あのあたたかさは今でも忘れることはありません。
15:00会陰切開後の処理開始
会陰切開をしたので麻酔なしでチクチクと縫いはじめられました。
正直めちゃくちゃ痛かったです。
15時から2時間はLDRの部屋で休憩をして良いとのことでゆっくりとしていましたが、
いざ17時部屋へ戻ろうと起き上がったところ脳貧血。
クラクラして座っていることも出来ず、助産師さんにもう少しこの部屋で寝ていていいですよと言われ、
お言葉に甘えて横になっていたんですが、18時になって食事の時間がきたし温かいうちに食べたい!という思いがあり、
食い意地を張って立ち上がろうとするも眩暈・・・
結局姪っ子を見に来た弟と主人に抱えられて車椅子へ乗せてもらい、
自力で座り続けることも出来ないままぐったりしながら居室へ。
丸1日ぶりの食事・・・美味しいー!
この産院にした理由はご飯が美味しいからヽ(´∀`。)ノ
でも美味しすぎてほお張って血糖値がガーンと上がってまたクラクラ…
翌朝までは自力で歩行しないでということで車椅子でお手洗いまで連れて行ってもらったり、
助産師さんに肩を貸してもらいながら歩いたりして1日目を終えました。
腕に力が入らなくて娘を抱っこして落としたら怖いなと思ったので
1日目は母子同室ではなく、預かってもらってゆっくりと休むことにしました。
産後助産師さんから超絶褒められた主人と私
ここまで頼りになる旦那さんいないよ!久しぶりに素敵な旦那さんみた!大事にせんとね!と。
どういうことかというと、私が陣痛が来てあまりの痛さに過呼吸になりそうな時に
『5秒吸って!はい、1.2.3.4.5。7秒で吐いて!1.2.3.4.5.6.7』とカウントを取りながら支えてくれたんです。
そして腰も文句ひとつ言わず15時間ずっと押し続けてくれて陣痛に耐えることが出来ました。
そしてカウントを取り続けてくれたおかげで私は最後の陣痛が来るまで必死で産むことに専念でき、
助産師さんからはあなた初産でしょ?まったく弱音吐かなかったね!えらい!凄いよ!とお褒めの言葉をいただきました。
必死に息をしていて弱音を吐く暇も、叫び散らかす暇も無かったというのが事実。
産後主人から言われた衝撃的な一言
さて、翌日主人から言われた一言…
主『あのさぁ、UMIが陣痛きていきんでる時の顔なんやけど…』
嫁『あぁ、男梅みたいやったやろ?必死やったもん』
主『いや…コレ』(画像検索をして見せてくる)
出典:お笑いナタリー
主『まじでこんな顔やってん・・・何回も笑いそうやってんけど!笑ったらアカンと思ったから耐えたけど』
嫁『イェエエエーーーーイ!!』
いやいやイェエーイやあるかい\(◎o◎)/笑い過ぎて切開したところめちゃくちゃ痛いんですけど!!
この旦那マジでホンマに…そんな涙アリ、笑いアリの出産でしたヽ(´∀`。)ノ
しばらくは産みたくないけど、また出産する時はこの先生にとりあげてもらいたいなと思いました。